季節の写真
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群馬県鬼石の冬桜
冬桜は春と秋の年二回咲く桜をさし、葉が小型な事からコバザクラとも呼ばれています。
鬼石の冬桜は、日露戦争の戦勝記念に植樹した桜の中に初冬にも咲く、二度咲きの珍しい桜を発見、専門家に見て貰ったところ冬桜と判明し、以後大切に護り育てられてきました。
戦後の山林の荒廃、山火事による全滅など、何度も危機に見舞われましたが、
地元徳農家の方が苗木を畑で育成して山に移植し、今に繋がる冬桜の名所が出来上がってきたのです。
しかしながら、昨今は高齢化もあり管理が思うに任せず、加えて病気も蔓延して病木を伐採。
往時の様な、全山雪を被った様な素晴らしい冬桜の絶景を見ることは出来なくなってしまいました。
写真はまだ盛の10年程前に撮影したものですが、年々樹勢が衰えていくのを見るのは何とも寂しいものです。
最近のトピック
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主宰の1句
『暁紅』令和二年「氷魚」より。この湖は作者の住む滋賀県の琵琶湖であろう。
街の灯りも落ちて黒い湖面がどこまでも広がり、湖面と空との境目が溶け合う夜。
空には雄大な冬銀河。
「水甕」の措辞がなんとも美しい。湖への畏敬の念、澄み切った冷気と銀河のきらめきが感じられるスケールの大きい句となった。
「雉」俳句会について

「雉」主 宰 田島和生(たじまかずお)
略 歴
昭和12年 石川県加賀市生まれ
昭和51年 沢木欣一主宰「風」同人
昭和60年 林徹主宰「雉」創刊同人
平成14年 超結社「晨」同人参加
平成20年 「雉」主宰継承、現在に至る。

句 集
『青霞』(平成5年1月)
『鳰の海』(平成19年12月)
『天つ白山』(平成27年3月)
著書・編著書
『新興俳人の群像「京大俳句」の光と影』
(思文閣、平成17年)
(第20回俳人協会評論賞受賞)
『文学に登場した播磨の昨今』、
『俳句有情』(エッセイ集)、
『飛鳥を歩く』、『えひめ俳句歳時記』、
俳人協会評議員、日本現代詩歌文学館評議員、
京都朝日カルチャーセンター元俳句講師、
大阪俳句史研究会会員、
主宰推薦句
令和八年三月号
よく透るこゑにつきくる雪ばんば 鈴木 厚子
森深く入る熊除けの杣の鈴 永田 由子
親しくもつれなくもあり雪螢 小林美成子
高松塚古墳の上の冬雲雀 小谷 廣子
冬波のとどろく畦を歩きけり 林 さわ子
冬の崖むき出しの根が支へをり 藤井 亮子
拭き上げし琴にも注連を飾りけり 山田 初枝
笹鳴や男やもめの針仕事 黒田 智彦
しぐるるや渡し場跡の丸ポスト 濱本美智子
車座に仏具を磨き報恩講 𫝆田 舞子
元朝や母に深々挨拶す 松永 亜矢
蠟梅や水面を鯉の鰭よぎり 𫝆田 昌克
極月やペンキ塗り替ふ氷川丸 佐藤 泰子
廃工房裸像ころがり冬ざるる 望月 満理
落葉松の黒き木立や冬の雨 鷹野ひろえ
吹き上ぐる棚田の風や冬の蝶 鷹野 早苗
短日の落暉に光り男波かな 本多 静枝
山茶花の白き花散る旧家かな 山田 流水
桜榾崩れて甘く香るかな 椿 恒平
冬枯の昼なほ暗き閻魔堂 阪本 節子
数へ日や地球儀に浮く薄埃 西向寺倫子
廃校の隅のブランコ石蕗の花 松井英智子
綿虫や行脚の僧の薄衣 河本 秀也
精米所前に集ひて寒雀 山本 好子
手水舎の水こんこんと冬桜 埋金 年代










